栃木県高等学校体育連盟バドミントン専門部

令和5年度は、新型コロナウィルス感染症の拡大防止に努めながら、すべての大会を有観客で実施することができました。各学校の選手、顧問の先生方をはじめ、入場された保護者等の皆様のご協力のおかげです。今後も状況を鑑みつつ、基本的な危機管理対策を講じながら、安全・安心な計画のもと大会を運営していきたいと考えております。
さて、今年度の上位大会の成績を振り返ると、6月の関東大会では作新学院女子が第3位、8月の全国総体では同じく作新学院女子が団体戦でベスト16、個人女子ダブルスで、遠藤美羽・鈴木優芽亜組(作新学院)がベスト8、12月の関東選抜大会では個人女子ダブルスで長谷川美咲・川村萌々香組(作新学院)、高口諒子・螺良心花組(作新学院)の2組が第3位、個人女子シングルスで長谷川美咲(作新学院)が準優勝、高口諒子(作新学院)がベスト8、個人男子ダブルスで鈴木尉王・今井隆希組(宇都宮北)がベスト8、個人男子シングルスで鈴木尉王(宇都宮北)がベスト8、と各種大会で素晴らしい成績を収めました。さらに10月の鹿児島特別国体では、少年女子が第5位という輝かしい成績を収めてくれました。今後も関東、全国大会における本県代表選手の上位進出を目指して、心身・技術の向上・強化に努め、さらなる飛躍に期待します。
また、毎年開催している7月の審判講習会では1年生を中心に700名以上の選手が、日本バドミントン協会公認審判員資格準3級を取得しました。資格取得を通してバドミントンに対する知識を高め、選手自身の意欲的な部活動への取組につながることを期待するとともに、併せてこのことが、本県審判員の養成、確保及び資質の向上になり、将来、オリンピックなど国際審判員として活躍できる審判員を輩出できればと思います。
最後になりますが、少子化・コロナ禍にも関わらず、日本バドミントン協会登録選手数は若干の減少はあるものの、今年度も1900名を越えました。各学校の生徒がますます意欲的に活動しているなか、改めて、普及・強化の両面を念頭におき、大会や講習会、強化練習会等、工夫と改善を心掛け、今後も本県選手の活躍の場を広げていきたいと思います。

R5_R6専門部役員・支部役員名簿